厳しい就活を無事に終えたとしても、就職するとその職場のいろいろな部分が見えてきますよね。
人間関係で疲れた時や、お給料の少なさなどに不満を感じた時には、ずっとその職場で我慢するよりは新天地でやり直した方がいいというケースもたくさんあります。
仕事内容そのものに不満がある人も、あきらめていた自分の夢を叶えたい、やりがいがある仕事をしてお金を稼ぎたいという気持ちから転職を決意したりしますよね。
いったん退職してから、転職して新しい職場でスタートするためには、転職活動を成功させなくてはいけません。
それでは、女性の転職に有利になる資格とはどのようなものがあるのでしょうか。
国家資格も民間資格も合わせると膨大な数が存在するので、限られた予算と時間の中でどの資格講座を申し込むべきか判断が難しくなっています。
幸いなことに、資格講座も通学コースや通信コース、最近はeラーニングコースも増え始めているので、自分のライフスタイルやスケジュールに最適な学び方を選択することができれば、資格取得という目標達成まであきらめずに学べる環境は整ってきました。
気になる受講料も高くない講座も多いですし、割引制度などがあるところなら、条件に該当すればさらに安く受講できますよ。
これなら家計を圧迫することなく、自分の学びたい講座をとれますよね。
女性から人気の高い資格講座は、いずれも就職や転職に有利だとアピールされているものが多いですが、実際に転職に行かされるものかどうか吟味する必要があります。
正社員でも派遣でも事務職で転職を考えているなら、簿記検定を受けてくのがおすすめです。
受験料が安くて中古でもいいなら教材が安く入手できることもあって、就職のためにとりあえず簿記検定の3級を受けてみたという人は結構いますよね。
女性の転職を有利にしたいなら、2級以上あったほうが評価されるので、転職を考えている人はこれをきっかけに簿記検定を受けてみてはどうでしょうか。
簿記2級を持っていれば経理の仕事を探している時に採用されやすくなりますし、一度取得しておけば一生役に立つ資格なので無駄がないんです。
将来出産や育児で退職、ブランク明けの状態から仕事を探す時にも簿記2級のスキルが評価されます。
頑張って簿記1級を取得することができると、さらにランクの高い資格である税理士の試験への受験資格が得られるんですよ。
売り手市場の介護業界への転職を考えている人なら、介護職員初任者研修です。
高齢者が増え続けている現在日本では、介護の現場で働いてくれる若い人材が沢山求められています。
資格に関しては不問の求人も多いですし、採用後に学びながら資格を取るための制度がある職場も多いですが、まずは介護職員初任者研修を取っておけば転職がよりスムーズになります。
高齢者の介護は決して他人事ではなく、将来自分の祖父母や両親が要介護になった時にも役に立つ知識やスキルが得られるので、この資格のために学んだことは決して無駄にはなりません。
介護職員初任者研修の講座は通学コースのみか、通学と通信の併用コースに分かれています。
働きながら学ぶ人にとっては、どちらのルートにせよ通学することになるので、社会人の方はハードルが高いように感じるかもしれません。
でも、社会人でも不利にならないように、夜間コースがあるスクールもありますし、週に一回や土日だけ通えばいいスクールもあるので、介護職員初任者研修の資格を取るためだけに休職や退職をする必要はありません。
これらの資格や検定以外だと、ネイリストやセラピストの資格を取って、女性にとってあこがれの美容業界に転職する人もたくさんいます。
セラピストなどは必ず資格が必要なわけではありませんが、スキルアップや採用率を上げるためには取っておいた方がいいですね。