気温が低くなる冬場は風邪をひきやすい季節ですよね。
実際にはクーラーに頼りがちな夏場も風邪をひきやすい季節ではあるのですが、特に冬になるとかかりやすい病気だと言えるのではないでしょうか。
子供からお年寄りまでかかりやすく、昔から風邪は万病のもとだと言われていますよね。
でも、ありふれている病気だからこそ、たかが風邪と油断しがちなものです。
でも、重症化して大変なことになるので、決して楽観視することのできない病気なんですよね。
なるべく風邪をひかないようにしたい、もし風邪をひいたとしてもなるべく継承のうちに直したいと思っているなら、丈夫で健康な肉体を維持できるように体質改善をすることが大切です。
最初から風邪に強い体を持っている人なら、仕事や学校を休んで時間をロスしてしまうことも減ります。
それでは、一体どのような風邪対策をするのがいいのでしょうか。
まずは基本中の基本として手洗いうがいをしっかりすることです。
風邪の原因であるウイルスが体の中に侵入することを防ぐために、うがい薬と石鹸を使って対策をとりましょう。
特に子供は手洗いうがいを嫌がることが多いので、日ごろから親御さんがしっかり指導をして習慣化していくことが求められます。
簡単にサッと手を洗ったり、口の中を軽くすすぐ程度ではなく、正しい方法で行うことが大事なんですよ。
外出時はマスクと着用することも効果的ですし、簡単にできる取り組みですね。
これらの方法でウイルスから身を守って、身体を弱らせないことも健康的な体つくりのコツです。
もしウイルスが体の中に侵入してしまったとしても、免疫力が高ければ風邪を悪化させる前に治すことができます。
そのためには、内側から免疫力をアップさせる効果を持つ栄養素を食事から補うことが求められます。
誰もが栄養について詳しい持っているわけではないので、どんな食材を意識して摂り入れればいいのか想像しにくいですよね。
風邪対策の鍵となる栄養素はビタミンAとC、それからたんぱく質なので、決して難しい問題ではありません。
スーパーで販売されている身近な食材にこれらの栄養素は含まれているので、特別に意識をしなくても免疫力アップのための対策ができます。
ビタミンCなどはサプリメントなどでも販売されているので、食事だけでは足りないなと感じたら補うために活用しましょう。
ビタミンCは冬場に旬を迎える果物にも多く含まれているので、食材の入手に困ることはありません。
粘膜を保護する力を持っているビタミンAも、なるべく風邪対策のために摂取したい栄養素です。
緑黄色野菜に多く含まれていることで知られています。
このビタミンは体の中にストックしやすい性質を持っているので、普段から野菜中心の食生活を続けておくと大きな成果を生みますよ。
具体的にはニンジンやカボチャ、ホウレン草などです。
特に冬場はホウレン草やカボチャが旬なので、様々なレシピを試しながら美味しくいただけますよ。
身体のエネルギー源であるたんぱく質を意識して摂取することも、立派な風邪対策だと言えますね。
肉や卵に、大豆食品など良質なたんぱく質は身近にあふれていますし、いずれも美味しく調理しやすい食材です。
これらを上手に毎日食べることで、自然に風邪に負けない体を育むことができます。
この他にも、自分でできる風邪対策はいろいろあります。
ストレスは体にとって悪い作用しかもたらしませんが、免疫力も低下させてしまいます。
普段からストレスをため込まないように趣味を作ったり、一人の時間を持つことも有意義なことです。
体を冷やすのも免疫力が鈍るので、寒い季節になったらシャワーではなく浴槽で体を芯から温めるなどの対策をしましょう。